明らかな外角のボール球を適時打にする高い打撃技術

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地ブルージェイズ戦で2点を追う9回1死満塁から同点に追いつく2点タイムリーを放った。米メディアは外角のボール球をバットを折りながらヒットゾーンに運んだ大谷の打撃技術を「バットで感銘を与え続ける」と称賛している。

 ブルージェイズの7番手右腕クリッパードの1ボールからの2球目を中前に運んだ同点打。79マイル(127キロ)のチェンジアップは外角のボール球だったが、バットを折りながらも長い腕でボールを拾い、遊撃手の頭を越えて中堅手の前に落とす技ありの貴重な一打だった。

 MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」専門記者、アンドリュー・サイモン氏は、ツイッターでこの一撃を称賛している。

 「ショウヘイ・オオタニは、かなり外角の球に手を伸ばし、タイラー・クリッパードのチェンジアップを捉え、9回にセンターへの同点2点タイムリーを放った。彼はバットで感銘を与え続けている」

 敗戦危機のチームを救った大谷の勝負強い打撃は、解析の専門家からも高く評価されている。(Full-Count編集部)

決勝点のホームを踏みチームメイトに迎えられるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)


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