元サッカー選手でタレントの前園真聖が、1996年のアトランタ五輪で日本代表として共にプレイした中田英寿さんを訪ねた。6月29日放送の特別番組『緊急生放送!FIFAワールドカップ 祝!日本代表・決勝T進出決定SP』(TBS系)で2人の貴重な対談が紹介され、中田英寿さんは現在何をしているのか、またワールドカップ(W杯)ロシア大会が始まる2か月前に就任した西野朗監督についてなどサッカーへの思いを語っている。

初めて出会った当時、前園真聖は23歳、中田英寿さんは19歳だったが、前園は「ゾノ」と呼び捨てにされていたと明かす。

現在44歳の前園が中田さんのオフィスを訪れると、何かの打ち合わせ中だ。入口で待っていると気づいた中田さんが「前園さん!」と声を掛けた。時が過ぎ「ゾノ」から昇格した前園は「打ち合わせ中だから入りづらかったよヒデ」と親しみを込めて返した。

中田さんは2016年にJAPAN CRAFT SAKE COMPANYを起業して日本酒会社の社長となり、世界中に日本酒の良さを発信している。この日の打ち合わせも新商品「キットカット 梅酒味」の最終調整で日本酒関連の仕事だという。

そんな彼に前園が「でも最初はワインというか、それまで飲んでなかったもんねヒデ。そんなお酒好きじゃなかったじゃん」と昔を振り返ると、「いや、酒飲まされたのはお前(のせい)だろ! お前に教わったわ! 俺は!」と笑いながら突っ込んだ。「前園さん」と呼ばれるようになっても、やはり「ゾノ」「ヒデ」の関係は変わらないようだ。

アトランタ五輪の日本代表選手でカラオケボックスに行ってワインを飲んだのが、「中田英寿、人生初のお酒」である。

「カラオケボックスの全然良いワインではなかったけど、あれで嫌いにならなかったの?」と不思議がる前園に、中田さんは「その時は(まずいと)思ったけれど。その後、何回飲ませられた! 1回だったらともかく何回も飲ませられた。鍛えられたもん前園真聖に」と懐かしむ。

前園から「俺が(日本酒会社の)きっかけに携わっているってこと?」と言われて、「ありがとうございます、本当に。こうしてお酒のプロになりました」と頭を下げるのだった。

そんな関係だからこそ、中田さんからは「昨日、ベッカム親子に会った」などいろいろな話題が飛び出し、普段はほとんどしないサッカーについても語ってくれた。

彼はW杯ロシア大会2か月前に西野朗監督が就任したことについて、「2か月でどうこう監督が出来るものではない。結局は選手が自分たちでどれだけまとまってやれるか」「西野さんはむしろW杯をステップにして次に繋げるためにどうしていくかを考えないと」「このW杯だけで結果が出ればいいやみたいな考え方だと日本サッカーのためにならない」という。

また、頻繁に変わる日本代表の監督については「外国人監督を4年間やって、良くても悪くても契約を終えて次にいく。それをやっていてもその先には絶対進まないと思う」「たとえば日本人監督で次の3大会をやっていこう。外国人監督に任せるのだったら2大会は任せよう」と長いスパンで考える必要性を説き、「そうしないと監督は結局、その4年間のためだけにやってしまう。それだと結局意味が無いのではないかな」と話した。

中田さんはサッカーをプレイするのは好きだが、見たり教えるのはまた違うという。普段は「サッカー見ないし」と明かしながら、W杯ロシア大会での日本代表は「気になりますから、もちろん見ます!」と言い切った。

『MAEZONO MASAKIYO maezono_masakiyo Instagram』では5月28日に「久しぶりにヒデと」とツーショットを公開している。

画像は『MAEZONO MASAKIYO 2018年5月28日付Instagram「久しぶりにヒデと」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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昇格おめでとう・・・

<このニュースへのネットの反応>

昔の中田は調子乗ってたしな。ただ「さん」付けだと距離が遠くなったと言えなくもないが。


ヒデ仕事なにしてんの?


ゾノだと仲良さそうだけど前園さんだと前園って名字の人達全員と同じ呼び方になっちゃったな う~ん、降格


日本酒の蔵元?つーか日本酒を広めるための会社の社長さんだってさ。


最年少21歳でキャプテン相手に「井原ァ!」と怒鳴ったヒデ。ピッチ上では先輩後輩関係なく戦える人間じゃないと、世界に通用しないんだな。